「偶然と想像」の濱口竜介監督による短編です。
「永遠に君を愛す」2009
結婚式当日を迎えた永子と誠一。永子には誠一に言い出せない秘密があった…
「不気味なものの肌に触れる」2013
千尋は父を亡くして腹違いの兄斗吾が彼を引き取る。斗吾とその恋人里美は千尋を温かく迎えるが…
「天国はまだ遠い」2016
AVのモザイク処理の仕事をしている雄三は女子高生の三月と奇妙な共同生活を送っていた。ある日、三月の妹から電話が入り…
3作品とも「偶然と想像」の出演者がいる短編でした。
「永遠に」と「不気味な」には河井青葉さん、「不気味な」には渋川清彦さん、「天国は」には玄理さんがいました。
「永遠に」は結婚式目前の花嫁の浮気によるドタバタで「愛なのに」っぽいと思ったら「愛なのに」の脚本の今泉力哉さんがエキストラで出演していてびっくり。「永遠と」「不気味」は監督の脚本じゃないのでらしくない内容で長いわりにイマイチ。
「天国は」は監督の作品の中で最高傑作と思われるファンタジーで30分くらいながらきちんと泣ける仕上がりでした。やっぱり小川あんさんは最高です。