レディー・ガガに胸焼けするグッチ家の崩壊物語だった「ハウス・オブ・グッチ」 | キネマ画報

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「最後の決闘裁判」のリドリー・スコット監督がグッチの創業者一族の崩壊を描くサスペンスドラマです。

1995年3月27日、グッチ創業者のグッチオ・グッチの孫に当たる三代目社長マウリツィオがミラノで銃弾に倒れた。犯人の特定が難航する中、犯行を指示した驚きの黒幕が明らかになり…

アル・パチーノ、ジャレット・レト、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック、アダム・ドライバーという演技派キャストを揃えながら、観終わって印象に残るのはレディー・ガガの強烈な嫁役でした。
内容はベタベタな御家騒動でボンクラ三代目のせいで創業家がグッチを失うだけです。
御家騒動という他ない内容過ぎてびっくり。
ファッション業界に詳しい人ならもっといろんな楽しみ方が見つけられそうな作品でした。
予告でもかかるブロンディの「ハート・オブ・グラス」ジョージ・マイケルの「フェイス」、デヴィッド・ボウイの「アッシィ・トゥ・アッシィズ」など懐かしい曲の使われ方がなかなか味がありました。