新作を観る前にオリジナルの劇場版第1作を観てみたら「サンダーバード(1966)」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


スーパーマリオネーションの大ヒットシリーズの1966年に製作された劇場版第1作です。

人類初の有人火星探査ロケット、ゼロXが悪漢フッドの破壊工作により爆発する。2年後、ゼロX2号の発射を国際救助隊の警備で成功させるが探検隊は火星で不気味な生物の攻撃を受け…

久しぶりに観る「サンダーバード」でしたが、意外にも国際救助隊イギリス支部のペネロープが物凄い優雅にして有能でびっくりでした。
穏や口調で物騒なことを言う黒柳徹子さんによるペネロープの吹替が見事です。
火星探査中は国際救助隊が遊んでいるのもイギリス的優雅さがあって楽しいです。このメリハリは「007」的かも。
ゼロXの構造がカッコ良くて宇宙に行くときに翼が分離して、大気圏再突入で翼が再度ドッキングするというシステム。しかし、そこで緊急事態が発生しサンダーバードが出動します。
指を使う場面は人間がそのまま演じているカットもあってびっくり。しかも実景が合成されている場面も。
ゼロXの最後が予想外にド派手に大破するのも衝撃的。
そこからペネロープと末っ子アランがいい感じにデートにしけこむのも意外。
青ぶち眼鏡なしブレインズとか誰だかわかりません。
なかなかさわやかにエンディングでなんか劇場版らしいゴージャスさもある面白さでした。
新作も俄然楽しみ!