リーアム・ニーソンはクリント・イーストウッドみたいになりたいのか?「マークスマン」 | キネマ画報

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「人生の特等席」のロバート・ローレンツ監督がリーアム・ニーソンを主演に元海軍の狙撃兵と麻薬カルテルの戦いを描くアクション作品です。

かつて海軍の狙撃兵だったジム・ハンソンは妻に先立たれ、今はメキシコ国境付近の町で牧場を営んでいた。ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手を逃れ国境を越えてきたメキシコ人親子の母親が追手の銃弾に倒れ、ジムは母親から息子ミゲルをシカゴに住む親類に送り届けて欲しいと頼まれ…

劇中で「奴らを高く吊るせ」をテレビで観ている場面があったり、少年とジジイの旅という話が新作「クライマッチョ」と被っていたり、なんかクリント・イーストウッド匂わせを感じていたら、監督が長年イーストウッド作品で助監督やプロデューサーをやっていた人だとか。
ニーソン自身もまだ無名時代に「ダーティハリー5」でイーストウッドと共演していたりします。
とはいえニーソンはニーソン。老いてもアクションを求められるスターです。
今回はアクション映画というよりロードムービーで前作「アイスロード」よりアクションが少なくてもの足りません。ニーソンはジジイなのに身体を張っているのがいいんだなとつくづく思いました。