「トリック」の堤幸彦監督が2002年製作の怪獣映画です。
韓国人の月子は不思議な映像に悩まされていた。子どもの頃から目を閉じると見える真っ赤な水のようやものに横たわる青い卵のようなものにヒビが入り、奇妙な触手のようなものが見え隠れし…
シネマスコーレでなんとお客さんは4人。その前の回にはかなりお客さんが入っていた様子でした。堤監督はやはりコアな映画ファンには人気のない作家なんだと実感。
堤監督の前説動画つきでこの作品は監督自身が脚本も書いたレアな作品とか。
怪獣映画であることを強調していますが、怪獣が出てくれば怪獣ではないということがよくわかるどうしようもない独りよがりな作品でした。内容もキャストも画作りも編集もなかなかの不快さです。
この作品をフィルム上映で観られるなんてこんな贅沢なことなかなかないです。