ムーミンの創作秘話というよりトーベ・ヤンソンの愛の遍歴を描く内容だった「TOBEトーベ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンの半生を描く青春ドラマです。監督は「マイアミ」のザイダ・バリルート。

1944年のヘルシンキ。戦時中、防空壕の中で怯える子どもたちに語った物語からムーミンの世界を作ったトーベ・ヤンソンは爆風で吹き飛んだアトリエで生活を始める。旧態依然とした彫刻家の父の教えと新しい考えの彼女はぶつかり合う中、トーベは舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い、互いに惹かれ合い…

若いころにムーミンにはまり、全作品を読んだはずですが、あまりにも昔で何一つ覚えていません。
若い女性のお客さんが多いのは今もムーミンのファンが多いことの証拠です。
ムーミン誕生秘話的な話を期待して来ましたが、内容の中心は若き日のトーベの愛の遍歴な感じの強い内容でした。絵描きとしての挫折もけっこう描かれていて、ムーミンの世界とはかなり違う印象の物語でした。