
「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督のオリジナル脚本によるある事故を巡る被害者の父と事故に関わった人たちの人間ドラマです。
女子中学生の万引きを見つけた店長の青柳直人は彼女を追いかけるが女子中学生は車にはねられ亡くなる。女子中学生の父充は彼女の無実を証明しようと事故に関わった人々を厳しく追及しはじめ…
舞台が蒲郡市でびっくりでした。愛知県の三河弁エリアですが、みんな標準語をしゃべっていて違和感半端ないし、漫画みたいなキャラクターが多すぎて、リアリティもありませんでした。
ベテラン&若手有望キャストの演技合戦は確かに見物ですが、標準語の時点でイマイチ。とはいえ片岡礼子さんの最後の登場シーンは絶妙な演技。
ヤバいキャラクターをガンガン立てる前半に対し、失速としかいいようのない後半には本当にがっかり。店長の痴漢疑惑とか回収されないネタもあり、なんかスッキリしませんでした。
蒲郡市はあんなヤバいヤツばかりの土地ではないと思います。