これは妖怪じゃなくてお化け映画なのかも知れない「東海道お化け道中」「大魔神」の安田公義監督と黒田義之監督による1969年製作の妖怪シリーズ第3作です。やくざに襲われた祖父甚兵衛は死の間際、お千代に父は生きていると告げる。母の骨で作ったサイコロを持ってお千代は父を探す旅に出るが…これは子どものときに観たおぼえのない作品でした。妖怪シリーズ第3作といいながら、妖怪らしい妖怪は登場せずキャラも弱くて、ドラマパートの殺陣シーンの死に様もグロくて相対的にあまり出来が良くない作品でした。