「燃えよドラゴン」のジョン・サクソンがなぜかローマの医師役な「知りすぎた少女」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


ジャーロ映画の原点と言われる「血塗られた墓標」のマリオ・バーヴァ監督の1963年の作品です。

二十歳のアメリカ娘のノーラはローマに住む叔母に行くため、ローマ行の飛行機に乗る。しかし、隣り合わせ男にもらったタバコがマリファナで男は麻薬所持で空港で逮捕。なんとか逃れたノーラは叔母と対面するがまもなく叔母も急死してしまい…

マリオ・バーヴァ監督らしく陰影にとんだ撮影が美しいミステリー映画でした。ヒロインを助けるローマの医師役が「燃えよドラゴン」などで知られる俳優ジョン・サクソンでびっくり。あまりにもさわやかでスマートでした。
物語はサスペンス調ですがコミカルな場面もわりとあるのが新鮮でした。