クリストファー・ロイドのパパ役がいい味出してるアイデア満載痛快アクションな「Mr.ノーバディ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「ジョン・ウィック」の脚本家デルク・コルスタッドと製作デヴィッド・リーチが再びタッグを組んだハードアクション作品です。

自宅と職場を行き来するだけの単調な日々を送るハッチ。ある日彼の家に強盗が押し入りハッチは反撃出来ず家族に失望される。路線バスでチンピラに絡まれたハッチは溜まりにたまった怒りを爆発させ…

予告から「フォーリング・ダウン」系のおっさんブチギレ映画かと思ったら、マイホームパパ版「ジョン・ウィック」なアクション映画でした。
やられるのがみんな悪人なので後腐れなく主人公が殺しまくる映画ですが、主人公もブランクがあるせいかそれなりに痛めつけられます。
やっぱりアクション映画は主人公がひたすら無敵だとつまらないです。この作品みたいに危機的状況がちゃんとあるとアクションはより盛り上がります。
主人公の老人ホームにいる父役がクリストファー・ロイドでこれがまたいい味出しています。西部劇ばかり観ているのがちゃんと伏線になっていて、後半の展開に活かされています。
アクションもアクションのためのアクションというより、シチュエーションに応じた戦いが繰り広げられていて飽きません。
これはもうシリーズ化確定だと思います。