「花と沼」へ続く七海なな主演、城定秀夫監督の異常性欲女の傑作ピンク映画「舐める女」 | キネマ画報

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「悦楽交差点」の城定秀夫監督の2016年製作の七海なな主演のピンク映画です。

極度の潔癖症である夫輝彦との生活が原因で臭いものに異常なほど興奮するようなったカオル。ある日、トイレを詰まらせて修理業者を呼んだ彼女は業者の男が汗だくで作業する姿に興奮を覚え…

「花と沼」の七海なな主演、城定監督作品でこれは汗臭い匂いフェチの物語でした。潔癖症の夫と結婚し、欲求のはけ口は水道屋の汗臭い男に向けられ、うぶなヒロインが開発されていく様と後半は潔癖症の夫が会社の上司に連れられて入ったSMクラブで自分がマゾであることに気づかされ、女王様に調教されていく様が描かれていきます。
しっかりエロくて程よく笑えて最高に映画的な作品でした。
城定監督はやっぱりピンク映画の巨匠です。