第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いたブラジル・フランス合作映画です。
村の長老カルメリータが亡くなったのをきっかけにテレサは故郷の村バクラウに帰郷する。しかし、その日から村で不可解な出来事ぐ次々と発生。インターネットの地図上から村が突然姿を消し、村の上空には正体不明な飛行物体が現れ…
もう異色作としか言い様のないブラジル映画でした。ブラジルでもこれはスタンダードではないはず。最近の映画の中では飛びきり人が残酷に殺される映画で「ミッド・サマー」級の衝撃作でした。
そして、ウド・キアーがここにもいるということ。かつてはアンディ・ウォーホルプロデュース作品とか、最近ではラース・フォン・トリアー作品とか一筋縄ではいかない作品を国境を越えて出演する俳優の彼が登場したことで観ているこちらは覚悟が決まりました。この先は何かヤバいことが起きると。
基本的にはマカロニウェスタン風の話でした。
もうウド・キアーしか勝たんと強く思う仕上がりでした。