大須シネマでアルジェントの魔女三部作を一気に観る③娘汚物まみれ「サスペリア・テルザ 最後の魔女」 | キネマ画報

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ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア」「インフェルノ」に続く魔女三部作完結編となる2007年の作品です。大須シネマで魔女三部作を一気に観る完結編。これまた貸し切りでの観賞でした。

絵画修復の技術を学ぶためにアメリカからローマにやってきた研究生のサラ・マンディは同僚と墓地で発掘された壺を調べるうち、骨やローブ、短剣を発見する。それはマーテル・ラクリマルムと呼ばれる邪悪な魔女の遺物で…

第三の母神、涙の母編となる本作はダリオ・アルジェントの娘アーシア・アルジェントがヒロインですが、例によってヒロインは汚物まみれにされたりします。
「サスペリア」のウド・キアーが神父役で登場し、これまた無茶苦茶な殺され方。
前2作品と違うのはエロ描写の多さです。なぜか百合描写まで出てきます。
CGもガンガン使われていて、一気に現代感。
なぜか日本語を話す魔女も出てきて世界観がわりとハチャメチャな気もしました。
こんな感慨のない三部作もなかなかないかも。