もはや江戸川といえば乱歩じゃなくてコナンなんだなと思わずにいられない「超・少年探偵団NEO」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズをベースにした現代版のストーリーです。

少年探偵団小林少年のひ孫にあたる芳狼の前に怪人二十面相が現れる。「約束のときは近い」と言い残し消えたあと、次々と怪事件が起こり、芳狼は少年探偵団を復活させる。

二十面相とか電人と出して「少年探偵団」っぽさを出したつもりなだけで本質的にはまったく江戸川乱歩感のないイケメン俳優を出しただけのダメな少年探偵団ものでした。
お話が全然ミステリーじゃないし、キャストは少年というにはフケ過ぎ。キャラクターも魅力的じゃないし、「名探偵コナン」で育った世代には鼻で笑われそうなストーリーでした。 
高杉真宙とか堀田真由とかいいキャストがもったいないし、二十面相も天野嘉孝デザインとは思えないクオリティでした。
誰か本気で「シャーロック」みたいな現代版を作ってくれないもんだろうか?