バブル期に戻ったかのようなアナクロな映画で脇役の俳優が下手過ぎる「影に抱かれて眠れ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


北方謙三のハードボイルド小説「抱影」を「相棒」シリーズの和泉聖治監督が映画化した作品です。

酒場を営む画家の硲は父のように慕う岩井が硲のところに転がりこんできたことから、日常が狂い始める。NPOのメンバーとして女性たちを救う岩井は一人の少女を救うため窮地に追い込まれていた…

中村ゆりの裸が観られるかなと期待して観にきてしまいましたが、熊切あさ美ですらベッドシーンで一切肌を見せないサービスシーンゼロな映画でした。
アーティストが俳優として割りと重要な役で登場しますが、その登場シーンでは映画館で笑いが起きたほどの珍演技でした。
物語もVシネマ以下で見所が一ミリもないBS-TBS配給の二時間ドラマでした。
アーティストのファン以外にこれが楽しめる人がいるんだろうか?
80年代に熱い男のドラマを作っていた和泉聖治はどこへ行ってしまったのか?