多分令和で一番Hしてる映画だけどラストはディザスター映画みたいになり衝撃的だった「火口のふたり」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


白石一文の同名小説を脚本家荒井晴彦が監督し映画化した作品です。

東日本震災から7年目の夏、離婚、退職、再就職先も倒産し全てを失った永原賢治はかつての恋人でいとこの佐藤直子の結婚式に出席するために秋田に帰郷する。久々に再会した賢治と直子は直子に誘われ1晩だけと約束し身体を重ね合うが翌朝賢治は直子の身体が忘れられず…

柄本佑演じる賢治と瀧内公美演じる直子がいとこ同士であるが故にセックスに燃え上がる映画です。登場人物もほぼ二人だけで、声だけ出演する賢治の父は柄本佑の実父の柄本明でびっくり。
直子の婚約者が自衛官で、その意味が終盤にやたら響くディザスター映画のような展開になり唖然としました。
瀧内さんは「彼女の人生は間違いじゃない」ですでに脱いでいますが絡みの多さは多分、令和に公開された日本映画で一番多いかも。
瀧内さんは全裸はもちろん、ヘアもさらすしバスとか街中の建物の隙間とかいろんなところでHをさせられる大変な役を堂々と演じています。
それでもなぜかあまりいやらしさを感じない不思議な映画でした。