近代インド史の激戦を映画化しインドで大ヒットを記録した戦争映画です。
1897年、インド北部には辺境部族を警戒する砦が築かれ英国軍とシーク教徒が警備していた。その砦の一つサラガリ砦に下士官イシャルが派遣される。イシャルは英国人将校の命令を無視し部族の女性を助けたため、僻地のサラガリへ派遣された。そこには実戦経験に乏しいシーク教徒が20人いるのみだった…
1万人に対して22人で砦を守ろうとしたシク教徒の勇猛さを描くアクション映画でインド映画名物のミュージカルシーンがありません。
前半がイシャルがサラガリに派遣されるまでの顛末で後半が1万人対サラガリの21人の戦いです。
その戦い方が全く無策で砦の上から銃で撃ち続けるだけなのに愕然としました。弾がつきて白兵戦になったりはありますが完全に成り行き任せでただただ無謀な戦いが続くのにイライラしました。
敵も後半火薬で砦を爆破したり火炎瓶を使ったりしますが最初からやれよと思いました。
シク教徒がターバンに触られるのが死ぬほど嫌なのはよくわかりました。
とはいえ見せ場に次ぐ見せ場のアクション巨編なので異色戦争アクションとしてはオススメ。