「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソク主演のノワールアクションです。
魚市場で働き妻ジスと穏やかな暮らしをしているドンチョルはかつて雄牛の異名を持つ暴れ者だった。ジスの誕生日に内緒で始めた投資話で怒った彼女はドンチョルを置いて帰ってしまう。ドンチョルは急いで帰宅するが部屋は荒らされジスの姿はなかった。そこへジスを誘拐したという電話が入り…
かつて雄牛と呼ばれた男が韓国美女を国内外の金持ちに売る人身売買組織に妻を誘拐され、弟分の頼りない男とその連れの怪しげな探偵と妻を奪回するため奔走する物語で、マ・ドンソクアクションが尻上がりに展開していく痛快なアクション作品でした。
犯罪組織に銃を使わせないことで肉弾アクションを釣瓶打ちし、さらにド派手なカーアクションも披露し、まるで80年代のスタローンやシュワルツェネッガーのアクション映画でした。犯罪組織を画きながらエロとグロを控えめにしているのも安心感あるアクション映画でした。
痛快なアクションを観るならドンソクだと自信を持って勧められる俳優だと思います。