仲原っちが唾を吐く理由も!今泉力哉監督のトークショー付きで観た「愛がなんだ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「愛がなんだ」3度目の観賞は今泉力哉監督のトークショー付きで観ました。
トークショーは45分ありました。


監督は福島出身で名市大に通っていたので名古屋にゆかりもあるそうです。
いきなりお客さんに話を振り、お客さんは今テルコ状態ですぐ泣いたそうです。
ポスターのシーンは本編にないけど撮影されていて、結婚式の二次会で出会ったあとの場面だそうです。
監督的には仲原が葉子と再会するのは希望として描いたそうです。
写真展とゾウの場面は原作にない映画オリジナルとか。
脚本は2年くらいかけて作っていた。
今まで温度低め恋愛映画作ってきて、テルコが嫌われないようにするのに気を配った。
そのために職場の後輩役とか原作にない役を作ったりした。
女性のきょうだいの中で育ったのが女性を理想化せず描けた理由かも。
監督の奥さんも監督していて荒編を見せたらすみれがパスタ作る場面でこういうところに守は惹かれるんだろうねと言われてびっくり。

仲原がコンビニで唾を吐くのは脚本になくて、テストを見て仲原がいい人のままじゃないと思って唾を吐く流れにした。
葉子の母が机の染みを拭いているのは照れ隠し的な意味、原作にもある要素をふくらませた。
成田凌は売れる前から監督の飲み仲間だった。
仲原のキャスティングは次公開する作品の撮影中にプロデューサーから提案された。仲原のカメラマン設定は映画オリジナル。
監督はキャストと相談しながら作り上げていくタイプなので今回はとてもいいキャスティングだった。
仲原が撮った葉子の写真のタイトルは「シャイ」だった。写真展の「一瞬の夢」はジャ・ジャンクーの作品から。
監督が思う仲原と葉子のその後は付き合ったら仲原が葉子をふるだろうと思うと。仲原はおいかけたい人だから。