「貞子」前におさらい。シリーズ最初の犠牲者は竹内結子だった。友達は佐藤仁美「リング」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


鈴木光司の人気小説を「女優霊」の中田秀夫監督が映画化した人気シリーズの第1作です。

テレビレポーターの浅川玲子は見たら1週間後に死ぬというビデオテープの噂を取材していた。姪の死をきっかけに呪いのビデオテープを調べ始めた玲子は問題のビデオテープを見つけ出す。そのビデオを観てしまった玲子は元夫高山竜司に相談し彼もまたビデオを観る。二人は呪いのビデオを調べるうち、伊豆に行きつき、霊能力を持つ女性山村貞子のことを知り…

今回の「貞子」に佐藤仁美がこの作品と同じ役で出演すると聞き、見直しました。
佐藤仁美は冒頭に死ぬ玲子の姪の友達役でした。ちなみに姪の役が竹内結子で今とけっこう顔の雰囲気が違うことにびっくり。
公開からすでに20年が経過していることにもびっくり。呪いのビデオを観た人の写真が歪んで映る設定とかすっかり忘れていました。
原作では浅川が男性の新聞記者で高山は同級生という設定を映画では大胆に改変しています。
原作通りのドラマ版もけっこう面白くて、公開当時はドラマの方が面白かったと思いました。
今見比べても同じ感想かも。しかし、この作品から海外リメイクやスピンオフ作品まで生み出した第1作はJホラーの偉大な原点だと思います。