2004年にアメリカで起きたビンテージ本窃盗事件を元に映画した作品です。
ケンタッキー州で退屈な学生生活を送るウォーレンとスペンサーは大学図書館にある時価1200万ドルを超える画集を盗み出す計画を思いつく。二人の友人でFBIを目指すエリック、実業家のチャズを引き入れ作戦を決行するが…
「聖なる鹿殺し」で忘れられない不気味さを見せたバリー・コーガンが出ていたので観ました。
実際にあった事件を元にしたでなく事実を描くと言いちょいちょい当事者のインタビューが挿入される映画でした。
正直なところ、本人とキャストがまるで似ていないため、インタビューが入るたびに違和感に襲われテンポなくなり、グダる映画でした。事件の顛末もしょうもないとしか言い様がなく、バリー・コーガンの無駄遣いでした。
実話映画は巨匠イーストウッドがやりたおしているから中途半端なやり方ではお話にならないと思いました。