海外の映画祭でも公開されたダークファンタジーです。
女子高生の遥香は愛する恋人と初めての性交で突如として自らの身体に異変が起こり恋人の局部を食い違って彼を殺してしまい…

阿部哲也監督、祐輔役の小島祐輔さん、みどり役の水井真希さんの舞台挨拶付きで観ました。
撮影は2013年で2015年のゆうばりで初披露。
東京は3月に4週間上映。
専門学校の卒業製作のコンペに落ちたあと助監督になり、撮影助手やっていた長谷川さんと意気投合して製作したと。
監督は愛とセックスを描きたいと思い「マイ・フレンド・フォーエバー」が発想の源だったと。
祐輔さんは台本に完全に当て書きされていたので台本読まずに出演を承諾。この作品のおかげでドカチン俳優として頑張ろうと思った。
水井さんはオーディションで遥香とみどりをどちらも演じた。
絡みをエロく演じたのが正解だったらしい。
監督は水井さんの出演作品を何作か観ていたと。
笑うところあるけど笑う空気にならない人も多い。外国では受けてた。
ヒロインの家庭が母子家庭なのは実は母も歯まんだったという裏設定がある。
最初の脚本ではエンドロールに赤ちゃんの声を入れるつもりだったがカマキリの映像に変更した。
2を作るならコメディかホラーで。
水井さんは今観るとすごく恥ずかしい。タバコもコーヒーもダメだしセリフも覚えてなかった。
結果そのシーンから狂気がにじみ出た。ちなみに撮影は2日だけ。
祐輔の部屋は監督が住んでいた部屋で深夜の撮影で大家が降りてきた。
祐輔さんはこの作品が陽の目を浴びると思ってなかった。
ゆうばりで北海道知事賞を獲ってびっくり。名古屋にお客さんがこんなに来てるとは思わなかった。