全然存在を知らなかったエル・ファニング主演作品「ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「オルランド」のサリー・ポッター監督が1960年代のロンドンを舞台に描く青春映画です。

冷戦下の1960年代のロンドン。幼なじみのジンジャーとローザは何をするのも一緒で学校よりも反核運動に身を投じるような青春を過ごしていた。しかし、ローザがジンジャーの父に恋心を抱いたりしたことから二人の仲に溝が出来て…

ジンジャー役のエル・ファニング目当てで観ましたがローザ役のアリス・イングラートもさすがジェーン・カンピオン監督の娘って感じでなかなかの存在感でした。
でも一番強烈なのはジンジャーの母役のクリスティーナ・ヘンドリックスの尋常じゃない爆乳っぷりです。貧乳のエル・ファニングの母役に似つかわしくない過剰なサイズのバストが物語以上にインパクトがあります。
内容的には矢崎仁司監督の「無伴奏」を思い出しました。あと山内ケンジ監督の「友だちのパパが好き」とか。
7年前の作品ですがエル・ファニングがほぼ完成形です。
演技もビジュアルも今と変わりないです。
逆にアネット・ベニングは今と雰囲気が違ってそれはそれですごいです。
90分ほどの尺の短さは時間のない夜に観るのにうってつけです。