新しい劇場のプレオープンで観て来た薬物中毒版「積木くずし」な「ビューティフル・ボーイ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメ主演のドラッグ依存症の息子と父のヒューマンドラマです。

成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていたニックはドラッグにのめり込み、更正施設を出入りすることになる。父親デヴィッドは何度裏切られても息子を信じ続けるが…

名古屋の伏見ミリオン座の移転のプレオープンで観ました。
新しい劇場は前の劇場より1スクリーン増えて4スクリーンに。
ロビーにはカフェがあり、チケットは指定席に変わりました。
今回は上の階にもトイレがあります。
スクリーン4での観賞。75席にしては広く感じます。
シートはひじ掛けが上げられるタイプ。座面が高めでお年寄りが足がつかないと嘆いていました。

映画の方ですがなかなかヘビーな内容ですがやっていることは薬物中毒版の「積木くずし」でした。
施設に入れても何をしても薬物に手を出し続ける息子と親はどう向き合うべきか?
結局、本人が頑張るしかなく親はどうもしてやれないということを悟るまでの映画でひたすらモヤモヤしました。
あと不意に80年代「普通の人々」でスターになった懐かしのティモシー・ハットンが登場して、昭和世代にはティモシー・シャラメより高まりました。