第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝いたラジオドラマ「松山ロシア人捕虜収容所外伝ソローキンの見た桜」を映画化した作品です。
2018年、駆け出しディレクターの桜子はロシア兵墓地の取材の為ロシアに行くことになっていた。日露戦争時の愛媛県松山市ロシア兵収容所。傷ついたロシア兵の看護にあたっていたゆいは戦争で兄を亡くしロシア兵を恨んでいた。そんな想いを知ったロシア兵のソローキンは彼女の悲しみを取り除いてあげたいと思い…
ヒロインの阿部純子がとても魅力的だし、斎藤工やイッセー尾形という豪華な助演者もメジャー感あるし、レアな日露戦争時代を描くという作品というのも興味ひかれましたが、実際作品に触れると終始違和感がありまるで物語に入り込めませんでした。その理由をずっと考えながら観ていましたがその一番の理由は画質の違和感だったり、音楽の煩さだったり余計なものが盛られ過ぎているせいではないかと思いました。
これはハリウッドの大作ファンタジーみたいな映像で語るべき物語ではないと思うけど、どうなんだろうか?