絶対吹替版で観るべきだし長いエンドロールの後も必見「スパイダーマン スパイダーバース」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

今年のアカデミー賞長編アニメーション賞受賞作品で「スパイダーマン」初の長編アニメーションです。先行上映に行ってきました。


ニューヨーク・ブルックリンの私立中学に通うマイルスはスパイダーマン。しかし、その力をコントロール出来ずにいた。そんな中、世界の時空が歪み異なる世界のスパイダーマンたちがマイルスの世界に集まり…


アメコミ作品では珍しく原作を読んでから観ましたが原作では日本のスパイダーマンが池上遼一版や東映の実写版やコミックボンボンかなんかのギャグマンガ版が出ていました。

この作品はある程度抑えられいるので原作よりずっと見やすいです。

ちなみに最初に出てくるピーターは完全なサム・ライミ版のスパイダーマンでした。

IMAX3D字幕版を観たときは画面の情報量の多さにやられましたが、2D吹替アトモス版で観たらめちゃくちゃハマリました。

やっぱりアニメは吹替に限ります。

主役の黒人少年、マイルス疲れた大人のピーター・B・パーカー、黒人女性のグウェン、ジャパニメーション風のペニー、カトゥーン風の豚スパイダーハムらが登場しますが、個人的には一番テンションが上がったのはエンドロール後に出てくるスパイダーマンであれこそ自分の中で一番のスパイダーマンです。

黒人少年の親子関係も盛り込まれていたり、しっかり成長物語としても楽しめるし、グラフィック的な冒険もすごくて普通のアニメを軽く越えていました。

「グリーンブック」のマハーシャラ・アリや「バンブルビー」のヘイリー・スタインフェルド、「ゴーストライダー」ニコラス・ケイジらも声優をしているのでハリウッド映画ファンには字幕版がオススメかも。