奥寺佐渡子が「未来のミライ」をやらずに「未来のミキ」をやっている「コーヒーが冷めないうちに」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

川口俊和の小説をドラマ「アンナチュラル」の塚原あゆ子が映画化した作品です。

時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」にはある席に座ると自分の望む時間に戻れるという伝説があった。
過去に戻れるのはコーヒーを淹れてから冷めてしまうまでというルールがあるが過去に戻りたい客が次々と来店し…

設定ガチガチで会話の感じとかものすごいラノベ感のある作品でした。
アニメならいいけど、これを実写でやると嘘臭くてついていけません。喫茶店だけでも展開出来る話だから映画より舞台に向いている話な気がしました。
設定をクリアするためだけの展開に感情移入出来るキャラも不在で完全においてけぼりです。
キャストにはなかなかの演技派を揃えていますが最初のエピソードからどうでもいいカップルの話でどこで泣けるのと思ってたら登場人物がやたら泣いていました。
脚本が細田守監督のアニメ「時をかける少女」を担当していた奥寺佐渡子ですが、オチに「未来のミライ」ならぬ「未来のミキ」ちゃんが登場してびっくりです。