あれから20年、あのメンバーたちは今…「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ☆アディオス」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


ヴィム・ヴェンダース監督の1999年の作品「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の続編です。

ライ・クーダーがプロデュースしたアルバム「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は50年代の大物たちを集めて作られグラミー賞も受賞。
その大物たちが自らの音楽的ルーツを語る。
ルベーン・ゴンザレスは偉大な音楽家たちとの共演を振り返り、最高齢のコンパイ・セグントは90歳でも現役な秘密を打ち明ける。
ヴォーカルのイブライム・フェレールは衝撃の過去を語る。
あれから20年、主要メンバーの大半が亡くなり若いメンバーも加入したブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブはオマーラを中心に最後のワールドツアーに出る。

前半はブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのオリジナルメンバーたちの紹介パートが続き、アルバムやドキュメンタリーの制作の裏話なども語られます。20年の間に前半元気にライブしていたメンバーたちが亡くなっていて、終盤のアディオスツアーはしんみりしてしまいます。
ただ前作を知らない人でもメンバーの凄さを改めて伝えてくれる内容でキューバのソンという音楽に魅了されることは間違いないです。
帰ったら昔買ったCDを探してみようかと思います。