103歳のシワと彼女の話に合わせて登場するスピルバーグ提供の記録映像が強烈な「ゲッベルスと私」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


ナチスのナンバー2と呼ばれた宣伝大臣ゲッベルスの秘書だったブルンヒルデ・ポムゼル、撮影時103歳のインタビューによるドキュメンタリー映画です。

1911年、ベルリンに生まれたポムゼルは第二次大戦中、1942年から3年に渡り宣伝大臣ゲッベルスの秘書を勤めた。
幼少期の父の思い出、初恋の話、ユダヤ人の友人の話、紳士ゲッベルスについて語る。

彼女の部外シワが話が始まる前にたっぷり見せられます。そのクセ彼女の話は余韻なく寸断されます。
ナレーションは基本的になくて、元の記録映像にあるものだけです。
彼女の話は本当の話だろうけど、やっぱり自己弁護になるのでそんなに心に残りません。
それより彼女の話に合わせて登場するその記録映像が強烈でした。エンドロールを見るとスピルバーグがその映像を提供していることを知り二度びっくり。
収容所でガリガリになった人たちが全裸でさらされていたり、ガス室の壁の爪痕とか、子供の死体の山やガス室で殺された人たちの死体の山やかなりショッキングな映像が含まれるのでそういうのが苦手な人は観ない方がいいかも。