「キャロル」のトッド・ヘインズ監督の新作で原作と脚本は「ヒューゴの不思議な発明」のブライアン・セルズニック。
1977年、ミネソタ。事故で母を失ったベンは母の遺品の中に父につながる手がかりを見つける。
1927年、耳の不自由なローズは両親が離婚して父と暮らしていた。彼女は兄を頼りにニューヨークへ行き…
「ヴァレリアン」に続いてデヴィッド・ボウイの「スペイス・オディティ」が流れる映画でした。
他にもグラムロックが流れてトッド・ヘインズがグラムロック界隈を描いた「ベルベット・ゴールドマイン」の監督だったことを思い出しました。
ローズの物語がモノクロサイレント(音楽はあり)でダニーは途中落雷事故で耳が聞こえなくなり筆談で会話になり、観ていてとても集中力が必要になってくるので疲れます。
終盤にダニーとローズの話が一つになると頑張って観たご褒美をもらえたような気がしました。
良くできた作品だけど、好き嫌いはありそうな映画でした。