アフィア・ナサニエルという女性監督の作品。
パキスタンで起こった実話を元に構想に10年かけて作ったそうです。
パキスタンの山間部の族長ドーレットは部族間の抗争を終結させる為、交渉に行くが和平の条件に10歳の娘を対立する部族の族長の妻にすることを要求される。
ドーレットの妻、アッララキは結婚式の日にドーレットの弟と一緒に娘を連れて逃亡するが…
実話ベースのせいかすごくマジメな内容で、インド映画みたいな歌や踊りはなく、どちらかという一昔前のイラン映画みたいな地方色の強い映画でした。
唐突に迎えるラストの後に母に捧ぐと出てきて、なんかこの映画が監督自身の物語に思えてきました。