3回目だけど4DX吹替版が断然面白く観られた「ゴースト・イン・ザ・シェル4DX3D日本語版」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

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「ゴースト・イン・ザ・シェル」2D字幕、2D吹替に続き、4DX版も観てみることにしました。
気に入っているからじゃなくて、なんかしっくりこなくて、3Dが観たくなり、ついでに4DXにしました。
字幕版の後に押井守監督の劇場アニメ版を観ましたが90分ない時間ながらメリハリある流れ出だし、映像的にも今観ても遜色ないし、改めてそのすごさに気づかされました。押井版はアジアンな街を舞台にしていましたが、この実写版は「ブレードランナー」風のおかしな日本文化が混じった未来都市が舞台になっています。
あと少佐こと草薙素子がミラとか呼ばれているし、バトーの目が最初は普通だったりします。
また少佐の義体を作った会社の社名もメガテクボディ社からハンカロボティクス社に変わっています。
物語はハンカ社の関係者がクゼと名乗る男がハッキングしたロボットや義体化した人間に襲われる事件が発生し、公安9課がその捜査にあたった少佐は自らの過去を知ることになるというものになっています。
アニメと展開や落ちは違いますが、アニメの印象的なシーンはだいたい再現されていて、2Dでは間延びしているように思えたアクションシーンが3Dて観るとなかなかに見応えある場面になっていました。こんなにも映画の印象が変わるのなら2D版公開しない方がいいんじゃないかと思うほど、見え方が違いました。
またアニメを観たあとで吹替版を見るとたけし以外の声優はアニメ版に準じているので違和感もなくなります。
字幕版ではひどいと思えたたけしの日本語セリフも全く気になりませんでした。
あと芸者ロボット役を福島リラがやっていて、その吹替を本人がやっていたことにびっくり!

3つのバージョンで「ゴースト・イン・ザ・シェル」を観ましたがこれから観るなら絶対3D吹替をオススメします。