インドの歴代No.1ヒットの超スペクタクル歴史アクションです。
兵に追われながらも赤子を守って大河で女が死ぬ。その赤子は助けられ大きな滝の下の村で立派な若者に育つ。
若者は滝の上に何があるか興味を持ち、ついには滝の上の国へ行く。
そこは戦乱のさなかにあり、彼もまた戦いに巻き困れて行く。
その戦いの中で出会った老いた勇士が彼を見てバーフバリと叫ぶ。
その老勇士は彼の父、神と呼ばれた国王バーフバリの物語を聞かせる。
バーフバリは前国王の子であったが、国王亡き後国を平定していたシヴァガミが自らの子とバーフバリを王位継承候補として競わせていた。
その国を他国の10万の軍勢が攻めてくることがわかり、シヴァガミはその国の首領を仕留めた方を王にすると宣言。
2万5千の軍勢で10万の兵に立ち向かうバーフバリたちだったが…
前半がバーフバリの子が滝の上の国で戦うエピソードで後半が老勇士が語るバーフバリの物語になっています。
この作品ではバーフバリが王位を継承するまでが描かれていますが、なぜその息子が国を追われたかは続編におあずけになってしまってました。
バーフバリの息子のアクションもそこそこすごいですが、バーフバリの10万vs.2万5千の戦いは「300」を遥かにしのぐスケールで「レッドクリフ」も超えているんじゃないかというスペクタクルぶりです。
その戦い方のバリエーションも豊富で、合戦シーンが延々続いても飽きません。
インドのスペクタクル映画とか観たことなかったから度肝抜かれました。
かなりエグい描写もあって、アメコミヒーロー並みにハチャメチャな戦い方をしているのでひたすら楽しいです。
これこそ大スクリーンで観るべき作品だと思います。
しかし、お客さんはまばらで続編が公開されるか不安です。
これほど続きが気になる作品も久しぶりかも。