
なんか予告がエロそうだったので観に来ました。
1969年、仙台の女子高で制服反対闘争をしていた響子は無伴奏というクラシック喫茶で大学生の渉と祐之介と同じ歳のエマに出会う。
祐之介とエマは恋人同士で響子は三人と遊ぶうち、渉に惹かれていく。
二人は交際を始めるが会う約束の日に現れず、家に行くと…
以下ネタバレです。
渉と祐之介が同性愛でエマや響子はしょせん当て馬でしかなかったというお話です。
Hするシーンがどっちのカップルでも描かれますが、エマ役の遠藤新菜が気持ちいいほどの脱ぎなのに対し、成海璃子はHシーンのたびに不自然極まりないπガードで手ブラが限界でした。π隠すくせに濃厚なベロチュウしまくりで違和感ありすぎです。
成海璃子以外の斉藤工や池松壮亮は男同士のラブシーンを狂おしいまでに演じているのに彼女だけが恋人に対して鉄壁の手ブラ演技を徹底してヒロインなのに主演なのに自ら映画をぶちこわしています。
あの不自然なπ隠しで成海璃子は女優としての中途半端さが際立って彼女自身の業界での評判を落とすことでしょう。逆に遠藤新菜は株を上げたことでしょう。
Hシーンがあそこまで不自然に描かれているのは監督の怒りの表れかも。
普通の映画なら鉄壁の手ブラをフレームから外してさりげなく見せるものだけど、あえて必死に隠す姿をばっちり見せるのは嫌がらせとしか思えません。
一概に彼女が悪いとは言えません。事務所NGが理由かもしれないから。どっちにしろ、成海璃子もまた二階堂ふみ同様に中途半端な脱ぎしか出来ない女優であることがはっきりしました。
いずれにしろ裸も出せない女優がこの作品のヒロインに適役だったのかが疑問です。明らかに脱ぎが必要な役であることは脚本の段階でわかりそうなもんです。
エマ役の子があそこまで頑張っていても映画全体の印象がヒロインのせいで悪くなります。
とか思いつつ、この映画の原作は女性だし、オチがBLなところを見ると完全に女性向けな作品だから女性客は気にならないのかも。
成海璃子エロ目当ての客には生殺しでも、斉藤工と池松壮亮のラブシーンを期待するBL好きにはオススメな映画なのは確か。