
ぶっちゃけこれまでの映画版「トランスフォーマー」は繰り返して観てきてはいるけど、なんかもの足りませんでした。
今回から主演がマーク・ウォルバーグに交代してどうなるのか?
まぁ監督はマイケル・ベイのままだから大差なかろうとも思っています。
しかし、今回は自分がアニメで一番好きだったダイノボット軍団が登場することに期待が高まっていたりもします。
結果、今まで以上にコレジャナイ感溢れる仕上がりでした。
スクラップ屋で発明家のケイドが格安で買ったトラックが実はオプティマスプライムで、ケイドと娘のテッサとその恋人シェーンはトランスフォーマーを取り締まろうという政府から追われる身に。
またハイテク企業KSIはトランスフォーマーの金属から新たなトランスフォーマーを開発することにやっきになっていた。
オプティマスとオートボット軍団とケイドたちはKSIに潜入し、彼らが開発したトランスフォーマーに対峙する。
さらに宇宙から新たなディセプティコン、ロックダウンが飛来。
宇宙船にテッサが拐われ、オートボット軍団とケイドは宇宙船に乗り込み闘いを挑む。
クッソ長いし、どうでもいい人間ドラマにイライラしっぱなしです。
ケイドもテッサもシェーンもピンチになるたびここでいなくなってくんねえかなと思わずにいられませんでした。
貧乏発明家と娘のとってつけた親子ドラマや娘と恋人のバカップル場面なんてただただウザイ。
こんなの全部なくていいです。ドラマ全部切って上映時間を半分にして欲しいくらい長くて辛いです。ドラマのつまらなさが。
だいたいトランスフォーマーに人間なんて出なくていいんです。
最初のアニメのトランスフォーマーには人間なんて出ていなかったんだから。
そういうイラつく場面ばかりでトランスフォーマーの場面は内容薄すぎだし、大雑把。
ガルヴァトロン(本当はガルバトロンと呼びたい)という名前でその正体はまるわかりだし、ダイノボットを序盤にチラ見せして普通の映画1本分くらい待たせてから申し訳程度の顔出しでごまかされた怒りはどこにぶつければいいの?
オートボットのキャラもみんなヤカラみたいに柄が悪いし、ダイノボットのお茶目さもない。
オリジナルアニメに愛が無さすぎるマイケル・ベイこそクビしろやと思う3時間でした。
クライマックスが露骨にチャイナマネーで作られた大作であることを証明する中国シーンが続くのも興ざめ。
あの屑肉ナゲット工場で中国に対して抵抗を感じまくりなこのタイミングでの公開も最悪だと思います。
なんかもうがっかりし過ぎて4DXでもう一回観るつもりだったけどやめました。
俺の大好きな「闘え!超ロボット生命体トランスフォーマー」を返してくれーーーーーーーーー!