失意の48Gヲタが観た素直な感想「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。





ゲームもアニメも観てませんが、すごい人気っぽいのでアイドルヲタとして観てみることにしました。

先週の「Wake Up,Girls!」とはだいぶ様子が違うようです。

劇場の物販の列の勢いは実際のアイドルライブ並みでした。

海外進出するアイドルが二人もいる765プロが次のステップに行くため、アリーナライブを行う。

今回のライブは765プロオールスターズにバックダンサーを加える構成に。

そのバックダンサーのスクール生も交え、アイドルたちは合宿をスタート。

しかし、合宿後、バックダンサーのスクール生にトラブルが…

劇場版になり、スクール生という新キャラを投入し、クライマックスにアリーナライブをもってきています。

合宿やその後のエピソードもわりと地味でリアルアイドルの方がよっぽで波乱があるんだなと思いました。

合宿シーンの挿入歌の映像にSKEの「羽豆岬」や「パレオはエメラルド」っぽい場面がありました。

アニメのアイドルはヘアスタイルに無頓着すぎ。普通のアイドルの大半は触覚と前髪ぴっちりに命をかけています。

バックダンサーが雑誌記事に落ち込んでいたけど、ゴシップ雑誌がスキャンダル性のないアイドル記事を載せることなんて実際はありません。そんなの載せるは「BUBKA」くらい。 

あとゴールデンでアイドルメインの生番組なんて絶対ない。視聴率取れなくて軒並み失敗しているから。アイドル番組は基本深夜です。
NHKの「Rの法則」ならアイドルのレギュラー出演あるけど。

あとこのアイドル事務所が全くファンのことを考えていないのにびっくり。人気アイドルなのにファンイベント少なすぎ。

プロデューサーのハリウッド研修もありえない。

アイドル文化は日本でガラパゴス的に進化しているから、ハリウッドから学ぶことなんてない。

グループの形態もなんだか映画ではよくわかんなかった。グループとかユニットとか名前ないのか?個人の名前はあったけど。

765プロってハロプロみたいなものじゃないのか?

アリーナライブのステージ演出もリアルなライブより遊びがない。

NHKホールの紅白でももっとギミックがあります。

アニメなんだからダンスとかステージ演出とかカメラワークとか現実では不可能なものをやればいいのにとか思います。

でもお客さんは泣いていたり、見終わってヤバイって喜んでいたから、ファンのお祭りとしてはこれでいいんだろうなと。

今やっているAKBのリクアワのライブビューイングよりずっといっぱい入っているお客さんを観て複雑な気分になりました。

てかAKBの大組閣の発表を聞いて、アニメだったらこういう運営のクソサプライズも起きないから安心して推せるよなとアイマスヲタの正当性を感じることになりました。