ホドロフスキーに捧げるオンリーバイオレンス映画「オンリー・ゴッド」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。



ニコラス・ウィンディング・レフン監督サイン入りポスターです。

「ドライヴ」の監督×主演コンビの新作です。

ライアン・ゴズリングってこういう役好きすぎやろ。

バンコクで賭けムエタイを兄弟で仕切るジュリアンは兄が惨殺されたのを受け、急きょアメリカからやってきた母に兄の復讐を命じられる。

しかし、兄は少女娼婦を殺したことでその父に報復として殺されていた。

その父に復讐させたのは元警官で警察をおも動かす闇のボスのチャンだった。

母クリスタルは独自に手を回しチャンに復讐しようとするが…

人間の屑の兄のせいで血で血を洗う報復合戦が始まります。

チャンは背中に仕込み杖みたいな刀を隠し持っていて、ここぞというところで刀を使い血を流し、カラオケで打ち上げします。

チャンの制裁とクリスタル側の報復の繰り返しをカラオケを挟みつつ描きます。

ドラマなんてなくてバイオレンスの為のバイオレンスが描かれているばかりです。

でチャンのカラオケシーンが何度も挿入されエンディングもカラオケです。

「ドライヴ」にあったロマンスとかなくてひたすらバイオレンスだけである意味清々しささえ感じるバイオレンス映画でした。