
ハゲの組長に拾われて30年、今ではヅラの弟分抗山に舎弟以下の扱いを受けているうすらハゲの設楽が抗山の愛人の娘結をさらい監禁する。
その理由は結が本当は自分の娘だから。
彼は荒みきっている女子高生の結を育て直すと廃ホテルに監禁するが・・・
ヒロイン結役の前川怜早以上にその母役の有森也実が身体を張って絡みを演じまくります。
前川怜早も後半脱ぎっぷりがいいけど、画面が急にソフトフォーカスになっていたりで残念な感じ。
その代わりに有森也実は前半から裸になってこの映画の生々しいエロ担当を一身に引き受けます。
しかし、この作品の内容自体はうすらハゲのヤクザのへたれ物語で観たくもない誰得なバイオレンスがムダに多く「完全なる飼育」を観に来たはずが「悲しきヒットマン」を見せられたような違和感です。
結果、有森にカモられる役でブスドルの藤子まいが出てきたところが一番高まるという残念な現象が。(きっと風俗に沈められ裸になるシーンがあるんだなと思っていたらそれもなし。ブスドルを普通に女優として起用しているミラクル)
エロ目当てなら有森也実のヌードがどうしても観たい人以外は需要のない作品です。
「完全なる飼育」とか「極道の妻たち」とか名ばかりシリーズ映画は申し訳ヌードでお茶濁しすぎの悪徳商法に成り下がっている!
とエロ目当てのただのスケベはお怒りです。