本日、「クロユリ団地」に続く団地映画です。
セルフ〇ェラを成し遂げるため、レスリング部に入るばかりか自主トレに余念のない14歳の中学生円山は、団地の真上の部屋に引っ越してきたシングルファーザーの下井を秘かに子連れ狼に違いないと思っている。
彼が越してきてから、団地の周辺では事件が多発。
円山は、下井を尾行し彼の行動を監視するが・・・
セルフ〇ェラに燃える中学生が同じ団地のクラスメートに恋しつつ、妄想を爆発させ、やがてその妄想が現実とリンクする物語です。
男子的にはかなりの中学生あるあるな内容で、同じ団地の徘徊老人をエンケンが、やっていて彼のライヴまで見られるというクドカンの同世代人にはたまらない場面もあります。
下井のキャラは「キックアス!」のバッドガールのパパを彷彿とさせます。
韓国ドラマにハマる円山のママを坂井真紀が意表をつくセクシーさで演じ、彼女が恋い焦がれる韓流スターが「息もできない」や「かぞくのくに」のヤン・イクチュンという何かの間違いのようなキャスト。
でも惹かれるのは円山が恋するユズカ役の刈谷友衣子。「鈴木先生」にも出ていた演技派若手女優です。
彼女と円山が二段ベッドの上に並んで寝転ぶシーンは胸キュンを絵に描いたような場面です。
そんなこんなで見所たっぷりですが、トータルでは朝ドラの「あまちゃん」の方が好きとしか言い様がない。
やっぱり男子はこんなあるあるより可愛い女子が見たいよなあ。