SKEの第2章は「チョコの奴隷」から始まるのか?特典映像の珠理奈の姿にウルッする不惑の男 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。



SKEのニューシングル「チョコの奴隷」のDVDをやっと全部見ました。

MVで一番グッと来たのは卒業メンバーによる「それを青春と呼ぶ日」です。

卒業を決めた9人にはそれぞれ全然違う理由があり辞めて行きます。

でもこの別れは終わりではなく、新たな一歩を踏み出す瞬間なのだと、だから私たちも彼女たちをちゃんと送り出さなきゃいけない・・・

そんなことはわかっているけど、彼女たちの達観したような目を見たらやっぱり後悔してしまう。

このメンバーのみんなが選抜に選ばれたわけでもないし、選抜経験者にも選抜落ちしてからの日々があったし、選抜常連組は地元で普通に学生をすることもままならなかったり、家族と離れて東京で連泊するのが辛いという子もいた。

芸能界でのステップアップを考えて辞めるのなら、背中を押しやすい。

でもそんな子ばかりではない現実。

家庭の事情による子もいるのだ。

人一倍頑張っていたのに、チャンスの順番を待つこともままならなかったことが無念です。

すごくサービス精神が旺盛で、本当はすごく面白い子だったのに、それをいかせる場が劇場しかなかった。

食べるのが大好きでダイエットと格闘し続けた子がいた。

9人みんなそれぞれ輝く個性を持っていたし、真っ直ぐ頑張っていた。

でも真っ直ぐだから辞める決心をつけた気もする。

MVのある3曲に登場しない子も特典映像の「無礼講でお祭り騒ぎの大宴会」には登場します。

司会をするのは松井珠理奈と松井玲奈。

珠理奈が元気だ。気心知れたメンバーの中で、ふと素顔を見せる。

男装した中西に珠理奈があるセリフをせがむ。その気持ちがすごく珠理奈の今の気分なんだなと思う。

玲奈もきっちりイベントを仕切る。本来の玲奈はぼっち気質なのに。

弾丸ジャッキーの体操選手と組まされコントをやる加藤智子のぽんこつさ。安田大サーカスのクロちゃんの代役をきっちりやってのける加藤るみのハートの強さ。

SKEの宴会風景をノーカットで見せるというコンセプトを超えて、ただそこにいるメンバーのその場の空気を想像するだけで楽しい。

長々といろいろ書いたけど、はっきりしたのは自分はまだまだSKEが大好きなんだということだ。