
シャー・ルク・カーン主演のSF大作でした。
「ロボット」のチッティが出ていると聞いて観に来ました。
バロン社でゲーム開発をしているパパが息子の悪役が強いゲームがやりたいという意見を反映し、「ラ・ワン」という悪役が強いゲームを開発。
バロン社はゲームの他に二次元の物を三次元にする開発もしていて、「ラ・ワン」お披露目の日、ゲーム内のラ・ワンがそのシステムを利用し、ゲームをプレイしていた息子を殺しに現実世界に実体化する。
なんと主人公もラ・ワンの手にかかり…
前半はまるでジャッキー・チェンの20年くらい前の作品みたいなファンシーさで、ドジなパパとその家族の様子を描き、中盤からはまさかの展開で主人公が消える。
主人公に代わり、ゲーム内のヒーローGワンが実体化し、家族を守る擬似ファミリードラマに。
終盤はアクションにつぐアクション。
さらに要所要所でミュージカルシーンが挿入され、テンションが強制的に上げられます。
物語的には「トロン」の真逆みたいなもんですが、ここにジャッキーみたいなファンシーでファニーなアクション、普通に下ネタ、ハードなアクション、そしてミュージカルとなり娯楽映画のありとあらゆる要素がてんこ盛りで上映時間もパンパンです。
基本的に長い映画は嫌いですが、物語的にはともかく、インド映画のミュージカルシーンのワクワク感は何にも替えがたい素晴らしいものです。
だからインド映画が好きで、やっていたら観てしまう。
わからない人にはわからないだろうけど、個人的には観ないと気がすまないくらい惹かれ続けてます。