○っぱいがいっぱいだけど、まるで興奮出来なかった「クレイジーホース・パリ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

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「トガニ」のついでに観に来ました。 

予備知識はとりあえず〇っぱいがいっぱい見られるということくらいです。

で観たら確かに○っぱいはいっぱいでした。 

世界で一番シックなヌードショーを見せるという「クレージーホース」のドキュメンタリーで、ヌードでショーをやる演者にはよらず、制作側の人々のグチとショーを交互に見せるような構成です。 

クレージーホースのステージの小ささが名古屋・栄のSKE48劇場そっくりで、なんか頭の中ではシャンパン片手に見る世界一シックなヌードショーと、1000円から見られるSKE48の公演にどれほどの違いがあるものかと考えていました。 

なんかドキュメンタリー部分の関係者や演者が口を開けば不平不満ばかり言っているのには嫌なもの見た感しかないし、ショー自体もスタイル抜群の女性たちがほぼ全裸にもかかわらずちっともぐっとこない奇跡! 

ヌードショーよりスカートひらりの方が盛り上がるのって、どうなのと思います。(〇っぱいの方が圧倒的見たいというのに!) 

まぁ本当に現場でこのショーを見ればきっと興奮するとは思いますが、この作品からは世界一の凄さは感じられませんでした。 

打ち合わせのシーンとかの会話もいかにも撮影用な感じで白々しさもあり、なんかこの感じ「パリ/オペラ座のすべて」に似てると思ったら、監督が同じフレデリック・ワイズマンだった…

これが世界的な監督が撮った世界一のヌードショーのドキュメンタリーだと思うとひどく残念です。 

そんでもって今年の48のドキュメンタリーの方が面白い(AKBに推しがいないにもかかわらず)という現実に打ち拉がれます。 

ただヌードショーの幕間に登場するおっさん芸人がなんか素敵で当初の目的だった裸よりそっちに惹かれました。 

あとスキンヘッドの芸術監督がクレージーホース愛を何度も語るところだけはガチだと思いました。