映画「もしドラ」監督に批評家が謝罪する騒動がもたらすものは… | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

映画「もしドラ」を映画批評家町山智浩がツイッターで「ゴミ」呼ばわりして、監督本人から「観て批判しているのか?」とツッコまれ即謝罪という騒動の反響が意外に大きくなってます。

まず浴びるほど映画を観てきた批評家なら予告や周辺情報である程度内容のよしあしが察しがつくとは思う。 

特に映画秘宝で徹底的に邦画をコキおろしていた町山なら。 

でも映画批評家が作品を観ないで批判をしてしまったらどうなるか? 

アメリカでも著名な批評家が作品を観ず脚本だけよんで批評を発表したら、本編にない場面のことを書いて観てないのがバレるということがありました。 

その批評家はクビになり、信用も失いました。 

そういうことです。 

でも町山が謝罪するという恥をさらしたことが町山ファンにどんな影響を与えるか? 

きっとこう考える。 

だったらこの映画を観て、あらためてゴミだったと言ってやろうと。 

こうなれば逆宣伝として大成功です。 

本来観るはずのなかったアンチが批判するためとはいえ、劇場に行くことになるのだから。 

ということで今回の騒動は映画にとってはあまり不利益とも言えないのでは?