本日の桐谷健太②「オカンの嫁入り」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

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予告編で宮崎あおいと大竹しのぶのヘタクソな関西弁が気になってしかたなかった作品ですが、「BECK」の桐谷健太があまりに素晴らしく勢いで観に来ました。

でどうだったかと言うと男目線で見ると、ないわぁという気持ち。 

なんか細かいことがひっかかって全然気持ちが入らなかったです。 

親の年代の女性と結婚しようなんて男性はなかなかいないと思う。 

それをありだなと思わせる内容がここにはありませんでした。 

あとオカンの秘密が映画では後半まで隠されているのにポスターとかでバラすのはないと思う。 

その秘密をわかってみることで、イライラするから。 

個人病院の看護師がどれだけの給料かわからないけど、娘も事情があるとはいえ、いつまでもニートでいて、オカンの彼氏は無職でどうして結婚できるのか? 
お金は?って思う。 
宮崎あおいが家に帰るなり、桐谷健太が母の為にお弁当を作っているのを見て、手も洗わずにニンジンの皮をむきはじめるシーンがあるけど、普通まず手を洗うと思う。 
なんかそういう生活感のない描写がデリケートな物語を台無しにしていると思う。 

若い女性なら気にならないかもしれないけど、おっさんにはひっかかる。 

物語自体は舞台劇にしたら物凄くハマリそうな内容だと思いました。 

でも隣の女性客はけっこう泣いていたので、これはこれでいいのかも。 

春やすこのオバサンぶりが一番インパクトありました。

宮崎あおいも大竹しのぶも桐谷健太もすこぶる好演には違いないのでファンには大満足かも。