
時代劇らしくないタイトルの実写版クレヨンしんちゃんは、あの大沢たかおが出演!
「ICHI」とか「GOEMON」とか最近の時代劇では大役に抜擢されてきたたかお。
それだけが観たくてきたといっても過言ではありません。
でも敵の大将でありながら、今回のたかおは見せ場が少ない。
内容的にはぬるい戦国ラブファンタジーでしんちゃんで育った世代の女子の客の涙腺は刺激していたみたい。
しんちゃんぐらいの年頃の少年は退屈して劇場を出たり入ったりしてました。
たかおの出番が少ないのでリアルに描いたという合戦シーンに期待をシフトしたけど、これまた盛り上がりに欠けること欠けること。
まず鬼の又兵衛とか言われてるクセに鬼っぷりはまるで感じられず。しゃべり方なんて仏の又兵衛です。
攻撃の仕方も無策で呆れます。
「レッドクリフ」とか「300」の戦陣が記憶に新しいだけになんか物足りない合戦でした。
まあ基本がラブストーリーだから無い物ねだりなんでしょうけど。