悶々デイズ(61) | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

会えないときでもお店のファンサイトはしっかりとチェックしていた。 

でも萌ちゃんに関する書き込みは日に日に減っていった。 

あんなにいた信者はどこへ消えたのか? 

彼女自身がお店に出ていないとこんなにも簡単に人は忘れてしまうのか? 

萌ちゃんはおじいちゃんのことで、お仕事どころではなくなってしまっている。 

ぼく以外には彼女に会えないことに苦しんでいる客はいないのか? 

いてもぼくみたいに事情が事情だから沈黙しているのか? 

彼女の書き込みがないファンサイトで他の女の子に関する気になる書き込みを見つける。 

「わたしもうお店やめます。

病気して休んで久々にお店でたら、わけわかんないお店のルールに縛られて、わたしへの指名の電話が目の前で断られてしまいました。

わたし個人じゃなくてお客さんに迷惑かけるペナルティなんて考えられない。

昨日指名の電話をしてくれたSさん、『彼女と連絡とれないんですよ』っていう店長の言葉は嘘です。

そのときわたしは目の前にいましたから

もうこんなひどいお店にはいられません

ありえません

今までわたしを指名してくれた皆さんありがとうございました。

わたしはよそに行きます

お店決まったらまた連絡するね」

彼女はお店のトップクラスの人気嬢だ。 

その彼女に病気というやむえない理由でのお休みに対してのひどいペナルティ。

No.1の萌ちゃんといえども、今回のおじいちゃん看病の為のお休みに対して、お店は同様のペナルティをかけるかもしれない。 

そのとき萌ちゃんはどういう行動に出るのだろうか?