タイトルは「バレーボーイズ」でもいさぎよくバレーボールの要素を全く入れてない。
そして、バレーボールとの関連もほぼ描かれない原作を知らない人には意味がわからない原作ファンしか相手にしていない「ドラゴンボール」とは、反対のベクトルで作られた映画でした。
昨年で20周年を迎えたというヤンマガの人気ヤンキーマンガの映画版。
連載開始から数年は読んでいたので懐かしく観たんですが、なんかちょっと違和感も。
やべきょうすけ以外に知らないキャストとスタッフにより作られたこの映画版は、本当に劇場公開されていたのでしょうか?
「ドラゴンボール」を再三けなしていましたが、この作品と同じ料金なら「ドラゴンボール」を選びなさいといいたくなるくらいの低予算感。
まあDVDでも1000円しないので比較する必要もないですけど。
「ビーバップハイスクール」から続くヤンキー映画の正統な後継者ともいえる内容は、安心感があり嫌いじゃないです。
どこを切ってもベタな映画で、最近の劇場映画では逆に珍しいかも。
