名古屋がでてくる小説 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

最近、奥田英朗の小説を読み漁ってます。
  
かなり前から気になっていたが敢えて避けてました。(「最悪」とか分厚かったから)
でも読み始めるとハマりました。
きっかけは「ララピポ」。
映画になった小説を読むのが趣味なのでその流れでなにげに読んだ。

面白かった。

続いてなぜか「東京物語」を読んだ。この人は名古屋人の習性を知っていることがわかる内容でした。そして、ドラゴンズ愛も発見!

名古屋在住の自分は小説に名古屋愛を見つけるとうれしくなる。
この作家は名古屋に愛着がある。
たぶん。(プロフィールによると出身は岐阜だそうです)

「最悪」の中にも主人公の一人の故郷として名古屋が登場する。

まあ小説の内容は名古屋がそんなに深く絡むわけでもないが随分楽しく読めました。

「野球の国」というエッセイではドラゴンズ愛全開でキャンプを見に行っている時期もダブっていてビックリ!!

ほかにも名古屋人ではないけど名古屋のことを描く作家に糸糸山秋子がいる。

彼女の場合タイトルから「逃亡くそたわけ」という名古屋弁タイトルの小説もある。(なごやんという登場人物まで出てくる)

これはこれで楽しくて糸糸山小説も読破しました。

名古屋小説最高です。

そして作品そのものがなかなかの仕上がりなのが嬉しいです。

名古屋人として。