販売開始より60年ほど経っている、古いニッピの革漉き機NP-1のメンテナンス中です。

中古購入後、長らーく放置してました。

素人の手で見事、蘇ることはできるんでしょうかニヤリ


さてさて、

次は、丸刃の研ぎ作業です。


どんな機械でも、工具でも「切る」道具はそう、

刃がいのち。


よく切れるようにしっかり研いで、でも刃の耐久性を犠牲にしないようにちょうどよく。

調べると、研ぎの幅は3.5〜5mmくらいが適正らしい。これ以上だと鋭角すぎて刃が欠けてしまうそうなチュー


研ぎにはちょっとコツらしいものがあって、丸刃の出し位置調整が重要になってくる。

砥石は本体に固定されていて、ハンドルで砥石を動かして刃に接触。当たっている部分が研がれる。

このとき、事前に丸刃を左に動かしておくのだけど、どこまで移動させておくかで、刃と砥石の接触面が変わるというわけ。


初めに刃の部分だけをマーカーで塗りつぶして、砥石を当てて、思う幅で研げているかを確認しながらちょっとずつ、研いでいきます。


はて

どの位砥石を丸刃に当てていいのか

丸刃の左右位置はこれでいいのか

砥石の角度はこれで正しいのか

火花の状態は問題ないのか

いろいろと試しながら、なんとか、新しい丸刃に刃を付けることができました爆笑


どの位置に丸刃を移動させればいいのか

よくわからんので、せめてもの…

と丸刃の向こう側に目盛り付きのマスキングテープを貼ってみた。見た目は悪いけどなれるまでは、これでいきましょーチュー