🔷前回までのお話し🔷
職業用ミシン。
HS-75DBで太い糸を使うには、上糸の締まりが足りず。
もっと強いテンションを上糸に掛けてやれば、太い糸が使えるのでは?
そんな結論になりました。
追加部品で、プリテンションという物もありますが、取り付けには本体への加工が必要。
そこで見つけたのが、マジックカケです。
でも、これも高くて手が出せず。構造が簡単そうなので自分で作ってみました。
完成したのがこちらです。
使用感は…
機能的には○。限定的には使えそうです。
糸が引っかけ部から外れることがあり、もう少し、修正したいところもありますケド。
単純な直線縫いであれば、下糸8号、上糸8号で縫い目もしっかり縫えることが確認できました。ただ、上下8号の組合せでは段差なしでの直線縫いに限りそうです。縫えるけど段差がある部分ではそれなりの頻度で、目飛びするんですよね。
結果は…
上下8番では帆布とか、縫い直しができる布地では使用しますが、レザーには少し使いにくい。
段差や厚みが変化する部分で、時々目飛びします。その都度、戻って同じ針が開けた穴に慎重に針を差しなおす。これがすごく面倒になってしまいます。
穴のあとが気になりにくい布地だったら、ぎりぎり上下8号で縫えそう。
また別の効果として、テンション調整が楽になりました。これまでは都度にカリカリ、プリテンションのダイヤルをまわしていましたが、ほぼ放置で大丈夫ですね。
----追記----
最近は、帆布の小物はほとんど作っていません。なので、本体に付けただけになっています。